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トップ協会ニュース協会ニュース・2019年12月号
日本医療法人協会ニュース 2019年12月号

巻頭言  
  常務理事 小田原 良治

■特集 医療政策3大テーマを論じる
  2020年度診療報酬改定 太田 圭洋
   (日本医療法人協会 副会長 / 四病院団体協議会 医療保険・診療報酬委員会 副委員長)
  医師の働き方改革 馬場 武彦
   (日本医療法人協会 副会長 / 厚労省 医師の働き方改革の推進に関する検討会 構成員)
  消費税問題への対応 伊藤 伸一
   (日本医療法人協会 会長代行 / 四病院団体協議会 医業経営・税制委員会 委員長)

■インタビュー
「医療従事者の需給に関する検討会看護職員需給分科会中間とりまとめ」について聞く
 都市部の看護職不足はかなり深刻 看護補助者の不足にも踏み込む
  日本医療法人協会 副会長 太田 圭洋

■安藤たかお衆議院議員の国政問答 第8回
 看護助手の処遇改善では現場従事者への配慮が必要

医師の働き方改革に関するセミナーの開催について

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巻頭言
〜 花形テーマのある時こそ、細部に目配りを 〜


日本医療法人協会 常務理事
医療法人尚愛会 理事長
小田原 良治 

 2040年問題、「三位一体改革」が、目下の花形テーマと言えよう。25年が目前に迫るなか、40年を見据えた3つの改革「三位一体改革(胡散臭い名称だが)」が脚光を浴びてきている。25年までに地域医療構想を実現し、医師・医療従事者の働き方改革、実効性のある医師偏在対策を一体的に推進し、これらの改革を行うことにより医療提供体制を変えたい・・・という意図のようである。

 地域医療構想の実現とは、医療施設の最適配置の実現と連携であるという。器の配置を決定し、そのうえで器のなかの人材配置をコントロールするということであろうか。従来使われてきた用語も意昧も、微妙に変化してきている。フリー アクセス然りであり、適正医療、総合的な医療提供体制など、「なるほど」というような用語があふれている。専門医制度、かかりつけ医制度等のツールが次々に整備され、そろそろ外来診療もターゲットとなってくる模様である。自由開業 制という用語も死語となりつつあるのだろうか。 「三位一体改革」という長期課題のみではなく、 この時期は、次年度税制改革、診療報酬改定など喫緊の課題もあり、日を離せない。

 大きな構想が打ち出され、花形テーマが巷間にあふれで、喫緊の問題に注意が向く時は細部への目配りが必要な時でもある。大きな話題に隠れて、目立たぬように大事の芽が埋め込まれることがある。

 医療事故調問題、医師法第21条、業務上過失致死傷罪の医療への適用問題等は、このような問題の1つになり得ると考えている。事実、今年2月には、青天の霹靂、医師法第21条に関する通知が出され、その対応に追われることとなった。 今までも、この事故調関連問題は、大きなテーマがあった時にすべり込むようにして持ち出されてきた。医療の理念問題、医療システムが論じられるときは要注意である。常に人の世の歴史 は、大きなテーマに隠れて重要課題を表に引き出してきた。言い換えれば、解決すべき重要課題のあるときこそ、見栄えのいいキャッチコピーで人の目を欺いてきた。内政に課題があれば、 外交に目を向ける。人は目を引く大きな課題が目に入ると、細部を見落とすもののようである。 医療界は揺れ続けている。黒船来航なみの激動のなかにいるといっても過言ではなかろう。出口を探そうとして花形テーマにのみ目を奪われることは、ある面、危険な要素を含んでいると考えるべきではないだろうか。このような時にこそ、 今までの歴史・経緯を振り返り、靴底に石ころが転がり込まないように、細部への目配りが必要である。医療事故調査制度を軸にした、医療と法務との接点も、留意すべき問題の1つなのである。

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