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日本医療法人協会ニュース 2021年4月号

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巻頭言 日本医療法人協会 会長 加納 繁照
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特別レポート 衆議院厚生労働委員会・参考人意見陳述
 コロナ禍から将来の高齢者医療まで
 民間病院が担う役割を熱弁
  加納 繁照/日本医療法人協会 会長


■特別企画 2021年度介護報酬改定説明会
 科学的介護を利用者・事業所単位で推進
 リハ、栄養、口腔の一体的な取り組みにも重点
  北原 加奈子/厚生労働省老健局老人保健課介護保険データ分析室長

■特別寄稿 2021年度介護報酬改定
 対応次第で二極化が進行
 2021年度介護報酬改定のポイント
  小濱介護経営事務所 所長 小濱道博

■安藤たかお 衆議院議員の国政問笞 番外編
 医療を「受ける側」から見た新型コロナに奮闘する現場の姿

■自見はなこ 参議院議員の国政レポート 第11回
 子どもを守る社会の推進には省庁横断的な体制整備が不可欠

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巻頭言
 設立70周年を迎えて

日本医療法人協会 会長 
社会医療法人協和会 理事長 
 加 納 繁 照

 今から70年前の1951(昭和26)年、日本医療法人協会が発足しました。その前年である1950(昭和25)年に医療法改正が行われ、民間医療機関の経営の持続性を確保することを目的とした医療法人制度が誕生しており、それと軌を一にする形で、当協会は産声を上げました。

 初代会長である藤森慎治先生は、当時の厚生省の方々とともに医療法人制度の創設に深く携わられ、制度の礎を築かれました。そのご見識がいかに優れていたかは、戦後日本における医療の日覚ましい発展を振り返るだけでうかがい知ることができます。

 医療法人は非営利性を最大の特徴とします。 剰余金の配当を禁止するという株式会社とは全く異なる仕組みにより、世界に類を見ない民間法人が生まれました。医業収益を医療そのものに再投資する仕組みを確立したことで、戦後の荒廃した国土のなかで、医療提供体制が急速に整備される原動力となったのです。現在は、日本の病院数の8割、病床数の7割、救急搬送受け人れ件数の6割を民間病院が占めている状況がその証拠です。まさに、国民皆保除制度との車の両輪となり、世界一と称される日本の医療を築き上げた根幹と言えます。

 また、直近20年は、2011(平成23)年の東日本大震災に象徴されるように災害との戦いでもありましたが、ここでも、地域医療を守るうえで民間病院の力が不可欠でした。被災地支援に おいても、当協会はAMAT(All Japan Hospital Medical Assistance Tearn)に参画し、その中核を担ってまいりました。さらに、20(令和2)年に全世界を席巻した新型コロナウイルスの感染拡大においても、世界の先進国で軒並み医療崩壊が起きたなか、わが国の医療体制は感染患者への対応では世界屈指の救命率を実現しつつ、 通常の医療提供もほぼ滞りなく継続するという 偉業を成し遂げています。この背景に、独自の経営判断力を有した民間病院の存在があったことは疑いようがありません。

 今後、わが国は世界に先駆けて超高齢社会を迎えます。「人生100年時代」のなかで、高齢者が安心して暮らせる社会づくりにおいて、細かい医療需要に対応できる民間病院は不可欠な存在と言えます。

 戦後復興から高度経済成長を経て、超高齢社会を迎えようとしていますが、その変遷のなかで、医療法人は常に人々を支える医療を担ってきました。これは、初代会長から始まり、歴代会長を中心とする役員の先生方、当協会の活動にお力添えをいただいた皆様のご尽力の賜物です。改めて感謝を申し上げます。今後も、厚生労働省とともに日本の医療を支え、国民の暮らしを守るために活動を続けてまいります。


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医療法人は70周年

 医療法人は、1950年(昭和25年)に制度が発足し、今年は制度70年目の年です。